開心果って何者?

開心果ってどんな意味?

開心果の意味は、実は“ピスタチオ”です。なぜ中国語で“開心果”って言うかというと、爪で割る箇所が分かれていて、笑っているように見えませんか?“開心”とは、楽しいと言う意味で、開心果の“果”は、ここではナッツ系のことを指します。

ただ、筆者がピスタチオが大好きで、毎日食べるので食べるたびにピスタチオが、ほんとに笑いを浮かべているように見えてきて、こちらも楽しんで頂いているからです。

開心果って何者?

はい、簡単に自己紹介させていただきます!小さい時から香港映画のマニアで、アクション俳優を目ざし、日本の高校を卒業したのち、単独単身で中国北京市にある京劇養成学校に行き、京劇の演技と立ち回りやカンフーを5年6ケ月の間、塵と埃にまみれ、訓練を受けました。この5年6か月と言う期間は、ほんとに苦しくもありまた楽しくもありで、深く充実した青春時代でした。

ジャッキーチェンの事務所へ直行

その後、香港に渡り、飛行機を降りて直行で、すぐにジャッキーチェンの事務所の門を叩いたのですが、日本担当マネージャーに、「君みたいな人は、毎日ここにたくさん来るよ。ジャッキーがいちいち会って話していたらキリがないよね」といとも簡単に断れました。泣く泣く事務所を後にして、今日泊まる宿を探しました。

まだまだ夢はネバーギブアップ!

でも自分の小さいころからの夢を、そんなに簡単にあきらめるわけにはいきません。とりあえず、寝る場所と仕事をゲットしなければと。。めばゆいばかりのたくさん掲げられた看板を見ながら歩いていると、日本語学校の看板が、目に飛び込んできました。とりあえずこれだ!と瞬時に考え、そのまま面接に行きました。

日本人学校で日本語の先生になる

そして、翌日から日本語の先生です。たくさんの香港人が日本語を学びに来ていました。日本語を教えるのって、日本語が話せても案外難しいのですよね。いろいろな生徒さんのクラスがあるので、自分なりに工夫をしながら教えていきました。

なんとビザ申請却下!

香港に滞在できるビザがおりません!香港入局管理局曰く、「30日間以内に香港から出て行ってください!命令です!」これから香港に滞在して基盤を作り、映画の仕事を見つけていこうと計画を立てていた矢先、「はぁ!なんで?」と言う呆然とした感じでした。しかし、不法滞在なんてしたくないので、香港での夢をあきらめ、日本にしぶしぶ帰国したのでした。

次は東京デビューだ!

香港がダメなら、自分の国“東京”で夢を叶えよう!と浅はかに考えてしまいました。東京では、某アクションクラブの研修生として、アルバイトをしながら練習に行きました。

中国語の通訳の仕事に就く

ある人の紹介で、中国と関係のある企業に通訳として就職しました。そこでは毎日毎日中国人たちに通訳や翻訳をしました。このような仕事をトータルで約5年ぐらい嫌々無理してやりました。その代わり中国語力はかなり伸びました。

今度は自分で何かしたい、よ~し独立しよう!

やっぱり自分の頭で考え、自分の力で仕事がしたいと言う気持ちが日に日に強くなり、独立をしました。自分ができることは、中国語を教えることしかないと考え、中国語教室を開きました。

そして今日まで何百人という数の生徒様に1対1のマンツーマンで、その方の目標や目的に合わせ、カスタマイズオーダーレッスンで、中国語の発音から文法、会話、作文、試験対策、短期間で覚える中国・台湾赴任前レッスンなどを行っている次第です。

開心果のつまらないつぶやきですみませんでした。最後までお読みくださりありがとうございました。